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(7800)02/15_18:14
いよいよヌグイの工程。 (トメキチ) 返信

 ようやくヌグイの工程に入り申した。 そして 「ヌグイとは何者ぞ?」 というお方に教えてしんぜよう。  ヌグイとは江戸期までは 「拭い」 といい、刀の研ぎ用語で地鉄(じがね) を黒くし光らせる作業なのです。

 現在は見栄えを良くするためのもので(美術品扱いなので鑑賞用)
、実戦刀にはほぼ用いなかったもののようで、刃を白くするなんぞは現在の歯磨き粉のCMみたいなモノであります。

 主な成分は金肌(かなはだ・酸化鉄) 刀を作る時に鍛錬すると弾き飛ばされた不純物など。 今回は磁鉄鉱(マグネサイト・砂鉄などに含まれている) を乳鉢で擦り込ぎ、刀剣油でマゼマゼし、和紙を4枚重ねた上に浸みこませ、それを刀身に押し置き、精製されていない青梅綿でコシコシするのであります。

 この時に研ぎ師のセンスと、経験値で濃さを調整する。 どぎつく濃くすると下品であり、薄いと見栄えがしない、その加減がムズイのであります。

 当然、金属で刀身を磨くので、テカテカしてしまう。 どこまでやったら良いのか、ようワカランのであります。 刃取りの時にキッチリ分かるのであります。

 今回は金肌でなく、磁鉄鉱を用いてやってみます。 マァ失敗しても、一段階戻せばよいので、案外気楽にやります。



[JPEG画像]: 磁鉄鉱をスリスリする。 -(167 KB)
(7797)02/11_17:32
5時間チョッチの廻り道。 (トメキチ) 返信

 いったん刃引きをする。 たった0.1oでも、直すとなれば前後10cmは研ぎ直す。 そして5工程戻っているので、ヌグイの工程までは
無かったことにはできない。

 割り地艶(ジツ゚ヤ) を親指の腹でコシコシする。 これは地鉄の肌を起こすためである。 これをやり過ぎるとえげつない肌になり 「なんだコリは?」 と謂われるほどのものなのである。

 下品にならないように細心の注意を払い、この刀の最大限の姿にしてあげるのが、研ぎ師の腕というかセンスである。

 ワチキにはそのセンスがあるかが問題ではあるが・・・・・。


[JPEG画像]: この様にあまり変化がない。 -(164 KB)
(7796)02/11_17:23
5時間チョッチの廻り道。 (トメキチ) 返信

 表裏でトータル5時間ちょっと、ここまで戻す事もなかったが、次に所持する方に 「ヘッタくそっ!」 と言われとうないので頑張った。

 この後は 「ヌグイ」 という工程に移る。 砥石を使うのはこれでお終い。 であってほしい・・・・。

[JPEG画像]: コシコシするしこの様になる。 -(166 KB)
(7794)02/05_20:39
あ゛ぎゃ〜〜〜ゔゥ〜〜 (トメキチ) 返信

 ギョエ〜〜 またもやっちまった。 いよいよ研ぎの段階が終わり、拭いに移行する時に、もう一度肌の様子を見るため、鞘から抜いた時に 「カチン!」 という音がした。

 手応えは感じなかったが、じっくり刃を確認して、失神しそうになった。 なんと物打ちあたりの場所に、0.1ミリほどが欠けている。

 顔面から汗がしたたり落ちて来た。 なんとまたもライトスタンドのフレームにヒットしてしまったのである。 泣きそうになりつつも 「これで5時間は戻る事になるな・・・・・」 とめちゃ凹む。

 本来ならば 「拭い」 という工程に入り、刀身を黒く染め上げてゆく段階だったのである。 「体調が良くない日はやらぬように・・・」 と自分に言い聞かせていたにも拘らず、先を急いでしまった結果がこれである。

 研ぎが楽しくなくなった・・・・・。

[JPEG画像]: やっちまった。 -(164 KB)
(7793)02/03_13:30
モノは次いで・・・・。 (トメキチ) 返信

 づぅ〜〜〜と気にしていたクスノキ。 それはテニスコートのネットの真上。 毎年落ち葉にストレスが溜まっていた。

 そもそもこのクスノキは無許可で生えて来た。 まったく不法である。
なのでいつか 「切り刻んでやる!」 と思っていた。

 だが、毎年すざましい勢いで成長している。 どんどん枝ぶりか広がってゆく。 だが剪定するも、まったく作業車は使えない。 当然自分で登ってゆくが、如何せん足場となる枝が少ない。

 枝にしがみ付いて落とさなければならず、チェーソーを使うのに難儀する。 ダぁ〜〜が今年は最強の助っ人がおるのだ。 ハンディーチェーンソー様である。 コイツは片手で扱える。  這いつくばって枝にしがみつつ切落とせる。

 切るのは良いが落とすところが問題であった。 このクスノキはテニスコートのフェンスの真上に生えている。 普通に切り落とせば確実にネットに落ちる。 切り方が難しいのである。

 まず、考えるのはニュートンの法則である。 そして落下する時のモーメントとその物の重さも計算する。 この場合慣性モーメントやヘンリーダルトンやシャルルボイルの法則なんぞは要らない。

 「やって見なけりゃわからん。 ネットに落ちればそれまでさ」 と○コバに言い、「近くにいるな、どこに落ちるか判らんからな」 といい、切り落とした。

 ミシミシと音を立てながら、うまくネットを避けて落ちていただいた。 その横の枝も少しネットにかかったが、ネットのフレームは無事であった。

 切り落としたクスノキの処理には思った以上の作業で難儀したが、目出度く切り落とせて気分も景観もスッキリであった。  メデタシ目出度しであった。

[JPEG画像]: 迷彩服を着ているので、どこに居るかな? -(166 KB)

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